お知らせ|足立区綾瀬駅にある矯正歯科│綾瀬おおるり矯正歯科│土日診療

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お知らせ|足立区綾瀬駅にある矯正歯科│綾瀬おおるり矯正歯科│土日診療

    • 2025.12.19
    • コラム

    「おとなの矯正治療あれこれ」~舌癖~

    ものを嚙む、飲み込む、話す、加えて、歯並びにも重要な役割を果たすのが舌です。舌の悪癖が原因で歯ならびが乱れることもあるのです。あなたは大丈夫ですか?

     

    筋肉の働きの不調和が不正咬合の一因に
    歯には、外側からは唇や頬の力が、内側からは舌の力が加わっています。この力のバランスが調和していると歯は正しい位置を保つことができますが、不調和だと歯列を乱す要因となります。例えば、いつも口をぽかんと開けていたり、口で呼吸をしていたりすると、舌から歯にかかる力が増し、唇から歯にかかる力が少なくなります。その結果、歯が外側に出てきたり、前歯がうまくかみ合わず、物が嚙み切れなくなったりするのです。

     

    舌癖のある人は、治療と並行してMFTを実践します
    また、食事や嚥下、会話などをする際、筋肉の働きが正しくないと上手に食べられなかったり、発音がうまくできなかったりします。さらには、矯正歯科治療の後に、再び歯がよくない位置に動いてしまう(後戻りといいます)といった問題も生じてしまいます。
    こうした状態を誘引する舌の癖を「舌癖」といいます。舌癖のある人が矯正歯科治療を受ける場合は、MFT(口腔筋機能療法)というレッスンを動的治療と並行して続けながら、歯並びを取り巻く筋肉の動きを整えていくことになります。

     当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分以内で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
    綾瀬・亀有・北千住付近で矯正歯科治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。

    • 2025.12.11
    • コラム

    「おとなの矯正治療あれこれ」~むし歯~

    かつて、むし歯を治療して治したはずの歯に、再びむし歯が発生することが!?矯正治療を機に、おとなのむし歯事情をチェックしましょう。

     

     

    静かに進行する大人のむし歯
     おとなは子どもより歯の表面のエナメル質が丈夫なので、一般的にむし歯はできにくいものです。ただし、以前治療した歯がある場合は、詰めものと歯の隙間から細菌が入り込み、いつの間にか深いむし歯(二次むし歯)になるケースがあります。
     特に、奥歯は最大で20~30Kgもの力が歯にかかるため、詰めものと歯のジョイント部分に問題がおき、再治療が必要になることもあります。予防するには、定期的に一般歯科でチェックすることが大切です。

     

     

    歯への意識の高い人はみがきすぎに注意を
     また、おとなは自己流の歯みがきで歯や歯ぐきを傷つけている場合もあります。歯ブラシが原因で起こる歯と歯ぐきのダメージを、英語で「アブレーション」といいます。改善するには、正しい歯みがき法をマスターすることです。そのポイントは、歯ブラシで歯ぐきや歯のつけ根を強くこすらないことと、歯ブラシは大きく動かさず小刻みに動かすことです。
     おとなになってから矯正歯科治療を始める人は、基本的に歯への意識が高いので、歯科衛生士に適したケア法を教わり、みがきすぎのダメージに注意しましょう。

     

     

    矯正治療中にむし歯ができたら?
     歯の重なりがとれたことで、隠れていたむし歯が発見される場合があります。場所や大きさによっては矯正装置をはずし、むし歯治療を行います。小さいむし歯なら、さらに歯が動き、治療しやすくなった時点で処置をすることもあります。

    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
     綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。

    • 2025.12.05
    • コラム

    「おとなの矯正治療あれこれ」~歯周病~

    おとなの多くが該当するという歯周病。そもそもそれはどんな病気?矯正治療を受けるうえでの注意点など解説します。

     

    日本人の約8割が歯周病という現実
    歯を失う第一の原因が歯周病です。歯周病とは名前のとおり、歯ぐきや歯槽骨などを支える組織が細菌に侵される感染症で、歯と歯ぐきの境目にある隙間(歯周ポケット)が3mm以上あり、歯を支える歯根膜や歯槽骨が溶け出した状態を指します。
     歯周病には段階があり、歯周ポケットの深さが34mmなら軽度、56mmなら中等度、7mm以上ある場合は重度です。歯槽骨にダメージがない進行初期のものは歯肉炎と呼ばれます。
     こうした疾患は3060代にかけての発症が多く、40代以上の約8割には歯周病に何らかの所見があります。年齢とともに発症数が増え、かつ重度化しやすいのは、免疫力の低下が原因だという説もあります。そのため、歯周病は加齢疾患だともいわれています。

     

    直接的な原因は口の中のプラーク(歯垢)
    歯肉炎や歯周病を引き起こす直接的な原因は、口の中のプラークです。プラークとは生きた細菌のかたまりで、歯垢やバイオフィルムともいわれます。
     プラークの中には1mgあたりに1億個以上の細菌が存在しており、そのほとんどは酸素を嫌うため、歯周ポケットの中に棲みつきます。そして、プラーク内の細胞が出す毒素によって、歯ぐきに炎症を起こすのです。そのためプラークコントロール(歯みがき)が不十分だと歯周病になるリスクが上がります。

     

    よくない歯並びもリスクファクターのひとつ
    歯周病の直接的な原因がプラークだとすると、直接的な原因(リスクファクター)として挙げられるのが、口腔内環境と生活習慣です。
     具体的には、前者は歯ブラシが届きにくい歯並びや歯石、口呼吸、歯ぎしり、くいしばり、唾液の分泌の少なさなどです。後者は、喫煙やストレス、肥満や糖尿病です。このうち喫煙習慣と糖尿病のある人は歯周病になりやすく、治りにくいといわれています。なぜなら、タバコを吸うと歯ぐきの血行が悪くなり、歯ぐきの細菌に対する抵抗力が低下して歯周病菌に侵されやすくなるためです。同じく、高血糖の状態が続く糖尿病も、歯ぐきを始全身の血管がもろくなり、抵抗力が低下します。その結果、やはり歯周病原菌に侵されやすくなるのです。
     また、最近では歯周病があると将来、心臓病にかかるリスクが高くなるリスクがという報告もあります。これらのことからわかるのは、歯周病は単に口の中だけの問題ではなく、全身にかかわる病だということです。

     

    対策の基本は歯みがきと歯科医院でのSRP
    では、歯周病はどのように進んでいくでしょうか。
     まず健康な歯ぐきは薄いピンク色で引き締まっていますが、炎症が起こると赤く腫れ、歯みがきの際に出血するようになります。ただし、この歯肉炎の段階ではまだ歯槽骨に影響が及んでいないので、歯みがきをしっかり行い、歯科医院で適切なプラークケアを受ければ改善できます。逆に、歯肉炎になっていから何の対策もとらずにいると、歯周病へと進むことになります。
     歯周病になると深くなった歯周ポケットの中に食べカスなどの汚れが進入・蓄積しやすくなり、さらなる悪化を招きます。
     歯周病になった場合、とるべき対策の基本は、やはり歯ブラシや歯間清掃グッズなどを用いた徹底した歯みがきとSRPです。歯科医院で歯槽骨のダメージの度合いに応じて、処置を受けましょう。歯槽骨へのダメージが大きい場合は、状態をみて歯周外科手術を行うこともあります。

    SRPとは、歯周病治療で最初に行われるスケーリングとルートプレーニングのことです。このうちスケーリングは歯ぐきの縁や中にある細菌性のプラークや歯石などをスケーラーという道具を用いて落とし、清掃しやすい状態に整えます。一方、歯周病の病変が歯の根もとにまで及んでいるときに行われるのが、ルートプレーニングです。専用の道具を使って歯根部の細菌や歯石などを取り除き、歯周ポケットを浅くするための処置です。

     

    矯正歯科治療の前に歯周病のチェックを!
    成人になってから矯正歯科治療を受ける場合、まずは歯周疾患のチェックをすることが大切です。そして、歯周病があるようなら、そちらの治療を優先します。重度化している場合は、治療に1年ほどかかることもありますが、進行を止めることで8mmあった歯周ポケットを3mm以下にすることも不可能ではありません。なお、歯周病で歯槽骨にダメージがある場合は、通常よりもゆっくりとしたペースで矯正歯科治療を行うことになります。また、歯周病があった人は動的治療中も3か月から半年に一度の割合で一般歯科に行き、経過観察をしてもらうといいでしょう。


      当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。

    • 2025.12.02
    • お知らせ

    12月の診療カレンダー

    こんにちは😊 綾瀬おおるり矯正歯科です!12月の診療カレンダーが完成しましたので、ぜひこの機会にご覧になってくださいね📅✨。年末に向けて、お口の健康と美しい笑顔を手に入れる準備はできていますか?😁✨ 当院では、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な治療プランをご提案いたします🌟。年内最後のチャンス、新しい年を素敵な笑顔で迎えましょう✨🎄。ご相談やご予約はお気軽にどうぞ!💬 皆様のご来院を心よりお待ちしております🙌。素敵な12月になりますように💖。

    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
     綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。

    • 2025.11.26
    • コラム

    保定について

    どうして保定が必要なの?

    矯正歯科治療は、矯正装置が外れた時点で治療終了!そう思われるかもしれませんが、実は重要なステップが、まだその先に控えています。整った歯並び・かみ合わせを長期にわたって維持するには矯正装置を外した後に「保定」を行う必要があるのです。その理由として、主に次の3つが挙げられます。

    1.     動的治療(歯を動かす治療)が終了した直後は、歯を支える歯肉、歯槽骨などの歯周組織は不安定な状態で、歯がもとの位置に戻ろうとする「後戻り」を起こしやすい。

    2.     成長によって歯並びやかみ合わせが変化する可能性がある(成長期終盤の成長によっても後戻りが起こることがある)

    3.     口腔周囲筋(舌、唇、頬)の力不均衡により、過度な力が歯に加えられると、歯の位置が変化する可能性がある。

    ●歯はこんなふうに動きます

    矯正歯科治療で歯に持続的な圧力を加えると、歯根膜内の血管は押された側で圧縮され、引っ張られた側で膨張し血流に変化が生じます。その結果、押された側に骨を吸収する破骨細胞、反対側の引っ張られた側には骨をつくる骨芽細胞が現れます。こうした骨のリモデリングによって、歯の移動が始まるのです。これは歯が骨の中を通って自然に生えてくるときに起こっている変化と同じメカニズムです。
    *歯根膜とは?:歯根と歯槽骨の中にある繊維性の結合組織のこと
    *骨のリモデリングとは?:既存の骨が吸収され、その部位に新しい骨が形成されること

     

    ●歯や歯周組織は年齢によっても変化します
    歯を支える歯槽骨は20歳前後まで安定した組織構造を保ちますが、25歳前後より生理的吸収が始まり、歯槽骨の高さは徐々に低くなります。若年期では歯肉は弾性に富み、歯槽骨頂は高い位置でしっかり歯根を支えますが、成人期以降になると歯肉は徐々に弾力を失い退縮し、歯槽骨頂は生理的吸収が起こり歯槽骨頂が低くなってきます。歯根が露出したり、歯が同様したりすることもあります。

     

    では、動かした位置で歯をキープするにはどうすればいいの?

    1.     定期的に矯正歯科に通いましょう
     保定期間中は4~6か月に一度といった間隔で矯正歯科に通院し、歯並び・かみ合わせの状態や保定装置(リテーナー)の適合状態についてチェックを受けましょう。
     気づかないうちに装置が壊れて後戻りが起こったり、装置のまわりについた汚れが原因でむし歯や歯周病が歯周病が進行したり、また成長や親知らずの存在によって歯並び・かみ合わせが変化することもあるため、担当医による定期的なチェックが必要となります。
     治療期間に個人差があるように、保定が必要な期間にも個人差があります。一般的には、治療期間と同じ、もしくはそれより長い期間の経過観察が必要となります。

    2.     一般歯科のかかりつけを持ちましょう
     矯正歯科治療でせっかく歯並びが整っても、むし歯で歯の形が変わったり歯周病で歯を支える骨が痩せてしまったりしては安定したかみ合わせが維持できません。そうしたことを未然に防ぐには、一般歯科での定期的な管理が必須です。矯正歯科では文字通り、矯正歯科治療に特化した診療を行うため、歯科におけるすべての処置を行えるわけではありません。そこでむし歯や歯周病の検診・治療を行うホームドクターとして一般歯科のかかりつけ医を持つことが大切です。

    3.     舌の悪い癖を直しましょう
     歯並び・かみ合わせに影響する口腔習癖には、舌突出癖、異常嚥下癖、低位舌、口呼吸、頬づえ、睡眠体癖など多々あますが、矯正歯科治療後も、そのような口腔習癖が改善されないと安定した歯並び・かみ合わせを維持することはできません。必要に応じて保定期間中も矯正歯科で「口腔筋機能療法(MFT)」を受け、自宅でもトレーニングを続けましょう。

    日常のこんなことも、歯並び・かみ合わせに影響します

    1.     親知らずの存在
     「親知らず(第三第臼歯)」は歯の中でもっとも萌出が遅く、18~24歳頃です。そのために、矯正歯科治療を受けて歯並び・かみ合わせがきれいに整った後も、親知らずの影響で歯並びやかみ合わせに変化が起きることがあります。

    2.     歯ぎしり・食いしばり
     「歯ぎしり」「食いしばり」は、歯に好ましくない過度な力や横揺れの力を加えます。歯の破折や極端な咬耗、それによる知覚過敏症、また歯周組織の破壊や歯周病の悪化などを起こし、歯並び、かみ合わせの状態にも変化を及ぼします。

    3.     舌の問題
     食べものや飲み物を飲み込むとき、舌が前に突出して歯を押し出す癖があると、前歯の前突や開咬、空隙歯列といった状態が生じやすくなります。また、舌が正常な位置よりも低い位置にあると、上顎臼歯が内側に傾斜して歯列の幅が狭くなり、前歯に叢生(デコボコ)や前突が現れやすくなります。

        矯正歯科治療をしていなくても、歯並びやかみ合わせは年とともに変化します。歯は毎日使うことで少しずつ減り、歯を支える歯肉や歯槽骨の状態も変化します。矯正歯科治療後に起こる「後戻り」とは違う「加齢変化」があるのです。
     保定期間はそういった「加齢変化」ともうまく付き合える期間でもあります。

    保定装置には、こんな種類があります!

    取り外しができるタイプ(可撤式の保定装置)
    プレートタイプ
     歯列の表面を囲むワイヤー(唇側線)と内側の樹脂製プレートで歯を両側から支えて、後戻りを防ぐ装置です。プレート部分が口蓋を覆うため、慣れるまでやや違和感がありますが、歯の咬合面を覆わないために上下のかみ合わせがなじみやすいのが利点です。

    マウスピースタイプ
    透明な暑さ0.5~1.0mm程度の樹脂製のマウスピースです。審美性に優れますが、プレートタイプと違い歯列全体を覆う形であり、嚙んだときにマウスピース同士が接触するため、耐久性がやや低く、歯ぎしり・食いしばりなど噛み締める力が強いと装置が破損する場合があります。

    スプリングリテーナー
    前歯をワイヤーと透明な樹脂製のプレートで挟み込み、後戻りや叢生の再発を防ぐ装置です。

    トゥースポジショナー
    軟らかい厚みのある樹脂製の上下一体型の装置です。嚙みこむことでワイヤーでは調整しきれなかった微細なかみ合わせの調整が可能です。

    取り外しができないタイプ(固定式の保定装置)

    ボンディングリテーナー
    歯の裏側に直接接着するタイプのリテーナーです。表からは目立ちませんが、取り外しができないためにプラークや歯石がつきやすく、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なクリーニングが必要です。

    リテーナーを使うえでの注意点
     矯正装置を外した直後は、歯が非常に不安定で後戻りしやすいので、正しくリテーナーを装着することが大切です。可撤式の場合、担当医の指示通りの時間と期間装着するようにしてください。また、装置は清潔に保ち、紛失や破損を防ぐために装着していないときは必ず専用のケースに保管してください。


    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
     綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。

    • 2025.11.14
    • コラム

    矯正治療中の食事で気を付けたいポイント

    矯正治療を始めると、最初に多くの患者さんが不安に感じるのが「食事」です。

    「痛みはあるのかな?」「食べられるものってあるの?」という疑問を持つ方も多いと思います。

     実際には少し注意するだけで普段通りに食事を楽しむことができます。矯正治療中に気を付けたいポイントをご紹介します。

     

    1.          固い食べものは避けましょう
    せんべい・ナッツ・氷など、強い力で嚙む必要のある食べ物は装置が外れたり壊れたりする原因になります。どうしても食べたいときは「小さく割って前歯ではなく奥歯でそっと嚙む」のがコツです。

    2.          粘り気のある食べ物に注意
    キャラメルやガム、お餅のような粘着性のあるものは装置に絡まりやすく、外れやすい食べ物です。治療のトラブルを防ぐために控えたほうが安心です。

    3.          柔らかい食べ物がおすすめです
    治療開始直後や調整後は歯が動き始めるため、嚙むときに違和感や痛みを生じやすくなります。その時期は、以下のような食べ物がおすすめです。
    ・おかゆ、リゾット
    ・煮込みうどん、スープパスタ
    ・角煮、やわらかい肉料理(ハンバーグなど)
    ・茶碗蒸し、プリン、ヨーグルト

    4.          色の濃い飲食物にも注意
    カレーやコーヒー、赤ワインなどはそうちが着色しやすい食べ物・飲み物です。治療の見た目が気になる方は、摂取後すぐうがいや歯みがきをすると安心です。

    5.          食後のケアを忘れずに
    矯正装置の周りには食べかすが残りやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
    外出先でも携帯用の歯ブラシやフロスを使って、できるだけ早めにケアを心がけましょう。

    まとめ
    矯正治療中の食事は「絶対に食べられないものが多い」わけではなく、ちょっとした工夫で快適に楽しめます。最初は不便に感じても、少しずつ慣れていきますのでご安心ください。当院では、治療中の生活についても丁寧にアドバイスをいたします。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。


    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
     綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。


    • 2025.11.05
    • お知らせ

    11月の診療カレンダー

    こんにちは、綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨。11月の診療カレンダーが更新されました!📅 皆さまの笑顔のために、矯正治療のサポートを続けて参ります。新しい月の始まりに、ぜひ一度スケジュールをご確認くださいね👍。

    当院では、安全で効果的な治療を心がけ、快適な空間で皆さまをお迎えしております🏥🌿。日常生活に支障がないよう、ライフスタイルに合わせた治療プランをご提案いたします。どんな些細なご相談でも、お気軽にお問い合わせください📞💬。

    もっとキラリと輝く笑顔を目指して、一緒に頑張りましょう😊✨。みなさんのご来院を心よりお待ちしております。


    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
     綾瀬・亀有・北千住周辺での歯列矯正治療をお探しなら足立区にある「綾瀬おおるり矯正歯科」へぜひお越しください。


    • 2025.02.07
    • お知らせ

    当院の公式LINEを開設いたしました!

    「綾瀬おおるり矯正歯科」の公式LINEアカウントを開設しました。
    質問や相談も受け付けておりますので、この機会に友達登録をお願いいたします。

    当院は、東京メトロ千代田線/常磐線の綾瀬駅から徒歩1分と大変便利な立地です。綾瀬駅へは、北千住駅・亀有駅・北綾瀬駅からわずか4分以内で到着します。さらに松戸駅からも10分で到着するので、千葉方面の方も利用されています。
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    • 2025.10.05
    • お知らせ

    10月の診療カレンダー

     こんにちは、綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨。少し遅くなりましたが、皆様のために10月の診療カレンダーをご案内いたします📅。ご自身の予定に合わせたご予約をぜひお待ちしております。

    歯の矯正は、ただの見た目の改善だけでなく、正しい咬み合わせ・全体的な健康につながります👍。私たちのチームは、お一人おひとりに最適なプランをご提供し、笑顔でいっぱいの未来をサポートします😊。

    初めての方も、メンテナンスでお越しいただく方も、安心してお越しください。当院では、最新の技術と温かいサービスで、皆様の歯の健康を支えます。ご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


    • 2025.09.02
    • コラム

    矯正治療で笑顔をもっと輝かせるために

    ― 矯正歯科の基礎知識と治療の流れ ―

    歯並びやかみ合わせは、見た目の印象だけでなく、健康にも大きな影響を与えます。矯正治療は「美しい笑顔」をつくるだけでなく、「しっかり噛める機能的な歯並び」を整えるための大切な治療です。今回は矯正歯科の基本的な考え方や治療の流れについてご紹介します。


    矯正治療で得られるメリット

    1. 見た目の改善
      歯並びが整うことで、笑顔に自信が持てるようになります。

    2. かみ合わせの改善
      食事がしやすくなり、あごの関節への負担も軽減できます。

    3. 虫歯・歯周病の予防
      歯みがきがしやすくなり、口腔内を清潔に保ちやすくなります。

    4. 発音の改善
      歯の位置が正しくなることで、発音がクリアになることもあります。


    矯正治療の流れ

    1. 初診カウンセリング
      気になることをお伺いし、治療の選択肢や期間、費用の目安を説明します。

    2. 精密検査
      レントゲン撮影や歯型の採取、写真撮影を行い、治療計画を立てます。

    3. 治療開始
      ワイヤー矯正、マウスピース矯正など患者様に合わせた方法で歯を動かしていきます。

    4. 定期調整
      1~2ヶ月に1回程度ご来院いただき、歯の動きに合わせて装置を調整します。

    5. 保定期間
      治療後は、歯並びが後戻りしないようリテーナーを装着します。


    こんな方におすすめです

    • 前歯のガタガタが気になる方

    • 出っ歯や受け口を改善したい方

    • 笑顔に自信を持ちたい方

    • 将来の歯の健康を守りたい方


    矯正治療は年齢に関係なく始められる治療です。お子さまの成長期に行う「小児矯正」から、大人になってからの「成人矯正」まで、それぞれのライフステージに合った方法があります。

    当院では患者さま一人ひとりに合った治療計画をご提案し、安心して通っていただけるよう丁寧にサポートいたします。

    「歯並びを整えて、もっと自分らしい笑顔を」
    ぜひ一度、カウンセリングにいらしてください。

    • 2025.08.22
    • 休 診

    休診のお知らせ

    こんにちは、綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨。日頃から皆さまの美しい笑顔と健康をサポートできることをとても嬉しく思っています。さて、重要なお知らせです📢。9月29日から10月3日まで、院長が最新の技術や知識を学ぶため、スペシャリストが集まる学会に参加してきます📚✨。そのため、期間中は休診とさせていただきますのでご了承ください🙇‍♀️。

    患者様にはご不便をおかけしますが、今後の診療に活かし、さらなるサービス向上を目指してまいります。いつも応援してくださる皆様に感謝し、一歩先を行く医療技術を習得して皆様のもとに帰ってきますので、少しだけお待ちくださいね😊。

    再開後にお会いするのを楽しみにしております!皆さまにとって素敵な一日をお過ごしください🌟。


    • 2025.08.15
    • コラム

    矯正歯科クリニックの選び方 後悔しないための10のポイント!

     矯正治療は歯並びを美しくするだけでなく、噛み合わせを改善し、健康な口腔環境を手に入れるための重要な決断です。しかし、矯正歯科クリニックは数多く存在し、どこを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

    そこで今回は矯正歯科クリニック選びで後悔しないために、押さえておきたい10のポイントをご紹介します。

    1.     矯正歯科専門のクリニックであること
     看板などの診療科目が、「矯正歯科」だけかどうかを確認してください。「一般歯科」と「矯正歯科」の両方を掲げている診療所は、一人の歯科医師が両方を兼任しているか、または、大学病院などから矯正歯科医が、日を決めてアルバイトで矯正歯科治療を担当している場合が多いです。

    2.     治療経験が豊富か
     クリニックのウェブサイトやパンフレットなどで、治療経験や症例写真を確認しましょう。様々な歯並びの患者さんの治療を手がけているクリニックは、より信頼できます。

    3.     治療計画を丁寧に説明してくれるかどうか
     矯正治療は、患者さん一人の歯並びや骨格の状態に合わせて、オーダーメードの治療計画を立てる必要があります。治療を始める前に、歯科医師から治療期間や費用、使用する装置、治療リスクなどについて、丁寧で分かりやすい説明を受けられるクリニックを選びましょう。

    4.     複数の治療方法に対応しているか
     矯正治療には、ワイヤー矯正、マウスピース矯正などの治療法があります。患者さんの希望やライフスタイル、歯並びの状態に合わせて、最適な治療方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。

    5.     治療費が明確か
     矯正治療は、高額な費用がかかるため、料金体系が明確であることも重要なポイントです。治療前に、総費用や支払い方法、追加費用が発生する場合の条件などについて、詳しく説明してくれるクリニックを選びましょう。

    6.     通いやすい場所にあるか
     矯正治療は、定期的な通院が必要です。そのため、自宅や職場から通いやすい場所にあるクリニックを選ぶことが大切です。また、公共交通機関でのアクセスが良いなども確認しておきましょう。

    7.     院内の雰囲気が良いか
     クリニックの雰囲気は、患者さんの治療に対するモチベーションに大きく影響します。清潔で明るい雰囲気のクリニックや、スタッフの対応が丁寧で親切なクリニックを選びましょう。

    8.     設備が整っているか
     最新の医療機器や設備が整っているクリニックは、より精密な検査や治療を提供できます。また、感染対策や衛生管理が徹底されていることも確認しましょう。

    9.     アフターフォローが充実しているか
     矯正治療は、治療が終わった後も定期的なメンテナンスが必要です。治療後のケアや、万が一トラブルが発生した場合の対応など、アフターフォローが充実しているクリニックを選びましょう。

    10.  口コミや評判を参考にする
     インターネット上の口コミサイトや実際に、治療を受けた患者さんの話などを参考に、クリニックの評判を確認しましょう。ただし、口コミはあくまでも個人の感想であり、全てを鵜呑みにしないように注意が必要です。

     

    まとめ
     これらのポイントを参考に、自分に合った矯正歯科クリニックを見つけてください。また、複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをおすすめします。


    • 2025.08.29
    • お知らせ

    9月の診療カレンダー

    こんにちは!✨綾瀬おおるり矯正歯科です。お口の健康をサポートし、美しい笑顔をお届けするために、9月も全力で診療を行っております。📅🦷

    秋の訪れと共に、新しい季節に向けてお口のメンテナンスはいかがですか?🍁当院の専門チームが一人ひとりに合わせた最適な治療プランをご提案し、患者さまの自然な笑顔作りをお手伝いします。😃

    初めての方も、ぜひお気軽にご相談ください。あなたの笑顔がもっと輝くよう、スタッフ一同心よりお待ちしております。

    皆さまの笑顔のために、これからもお手伝いして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。😊


    • 2025.08.01
    • お知らせ

    8月の診療カレンダー

    こんにちは!綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨健康で美しい笑顔のために、私たちが全力でサポートします!😊8月の診療カレンダーが完成しました📅ぜひチェックして、あなたに最適な日程を見つけてくださいね。お子様から大人まで、それぞれに合った矯正治療を提供しております👨‍👩‍👧‍👦

    皆様の安心安全な治療のために、最新の技術と丁寧なケアを心掛けています。また、初めてのご相談も無料で承っておりますので、歯並びや噛み合わせに関するお悩みがありましたら、お気軽にご連絡ください🌟

    笑顔がもっと輝くお手伝いをするために、皆様のご来院を心よりお待ちしております💕


    • 2025.07.20
    • コラム

    マウスピース矯正を開始するにあたっての注意事項について

    1. 装着時間と規則性:

    ·  12022時間以上の装着: マウスピース矯正は、マウスピースを装着している時間によって効果が大きく左右されます。食事と歯磨き以外の時間は、可能な限り装着し続ける必要があります。装着時間が短いと、計画通りに歯が移動せず、治療期間が延長したり、最悪の場合、再治療が必要になったりすることがあります。

    ·  交換時期の厳守: マウスピースは通常、12週間ごとに新しいものに交換します。この交換時期を守らないと、歯の動きが停滞したり、不必要な力がかかったりする可能性があります。

    2. 飲食時の注意:

    ·  飲食時はマウスピースを外す: マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースの変形や破損、着色の原因になります。また、食べ物のカスがマウスピースと歯の間に挟まり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

    ·  水以外の飲み物: 水以外の飲み物(コーヒー、紅茶、ジュース、色の濃い飲み物など)も、マウスピースを着色させたり、糖分によって虫歯のリスクを高めたりするため、可能な限り外して飲むか、飲んだ後はすぐに口をゆすぐようにしましょう。

    3. マウスピースの管理と清掃:

    ·  毎日清掃: マウスピースは毎日、柔らかい歯ブラシや専用の洗浄剤を使って丁寧に清掃しましょう。清掃を怠ると、細菌が繁殖し、口臭の原因になったり、口腔内の衛生状態が悪化したりします。

    · 保管場所: マウスピースを外した際は、必ず専用のケースに入れて保管しましょう。ティッシュに包んだり、そのまま放置したりすると、紛失や破損の原因になります。

    4. 口腔衛生の徹底:

    ·  丁寧な歯磨き: マウスピースを装着している間は、唾液による自浄作用が低下し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。食後はもちろんのこと、マウスピースを装着する前には必ず丁寧に歯磨きを行い、食べカスや歯垢を完全に除去しましょう。

    ·  デンタルフロスや歯間ブラシの活用: 歯と歯の間の清掃も重要です。デンタルフロスや歯間ブラシを積極的に使用し、徹底した口腔ケアを心がけましょう。

    5. 定期的な通院:

    ·  歯科医師の指示に従う: マウスピース矯正は、歯科医師の綿密な治療計画に基づいて行われます。定期的な通院で、歯の動きや口腔内の状態をチェックしてもらい、必要に応じて調整や指導を受けましょう。自己判断で治療を進めるのは危険です。

    ·  違和感やトラブル時の連絡: マウスピースが合わない、強い痛みがある、マウスピースが破損したなど、何か異常やトラブルがあった場合は、すぐに歯科医院に連絡し、指示を仰ぎましょう。

    6. その他の注意点:

    ·  初期の違和感や痛み: 治療開始初期は、歯が動くことによる違和感や軽い痛みを感じることがあります。通常は数日で慣れてきますが、我慢できないほどの痛みがある場合は歯科医師に相談しましょう。

    ·  滑舌の変化: マウスピースを装着することで、一時的に滑舌が悪くなることがあります。これも慣れてくると改善されることがほとんどです。

    ·  破損や紛失: マウスピースはデリケートなものです。無理な力を加えたり、不注意で紛失したりしないように注意しましょう。破損や紛失した場合は、速やかに歯科医院に連絡し、再作成や次のステップの指示を受けましょう。

    これらの注意点を守ることで、マウスピース矯正を成功させ、理想的な歯並びを手に入れることができます。疑問や不安な点があれば、遠慮なく担当の歯科医師に相談するようにしてください。


    • 2025.07.01
    • お知らせ

    7月の診療カレンダー

    こんにちは😊!ここは綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨。皆さまの素敵な笑顔をサポートするため、私たちは日々尽力しています💪。歯並びにお悩みの方、新たなステップを踏み出す心の準備はできていますか?7月の診療カレンダー🗓️が公開されましたので、ご来院の前にはぜひご確認くださいませ📅。初めての方も、通院中の皆さまも💙、いつでもお気軽にご予約・ご相談いただけますよ😊。

    歯の健康は、身体全体の健康につながります💡✨。心身ともに健やかな生活をお手伝いするため、最先端の治療技術とともに、心のこもったケアをお約束します💚。いつでもお待ちしておりますので、ぜひお立ち寄りくださいね!一緒に美しい笑顔を手に入れましょう😊💖。

    • 2025.07.06
    • コラム

    歯牙接触癖が矯正歯科治療に及ぼす影響

    歯牙接触癖(TCH : Tooth Contacting Habit)とは、無意識のうちに上下の歯を接触させる癖のことです。食事や会話時以外にも、日中や睡眠中に気づかないうちに行っている場合があります。この歯牙接触癖は、顎関節症や歯ぎしり、歯周病など様々な問題を引き起こすだけではなく、矯正歯科治療にも悪影響を及ぼす可能性があります。
     本記事では、歯牙接触癖が矯正歯科治療にどのような影響を与えるのか、そしてその対策について説明します。

    歯牙接触が矯正歯科治療に与える影響
     矯正歯科治療は、歯に持続的な力を加えて少しずつ移動させることで、不正な歯ならびや噛み合わせを改善するものです。しかし、歯牙接触癖があると、以下のような影響が出てくる可能性があります。

    1.
    歯の移動阻害と治療期間の長期化
     常に歯が接触している状態では、矯正装置による歯の移動がスムーズに進みにくくなります。これは、歯根膜と呼ばれる歯と骨の間にある組織が、持続的な圧迫を受けることで正常な反応を示しにくくなるためと考えられます。結果として、計画された治療期間よりも長く時間がかかってしまう可能性があります。

    2.
    矯正治療後の後戻りのリスク増加
     矯正治療によって歯ならびが整った後も、歯牙接触癖が続いていると、再び歯に不自然な力が加わり、後戻りを引き起こす可能性があります。特に、治療直後の歯はまだ不安定な状態であるため、わずかな力でも後戻りが起こりやすいと考えられます。

    3.
    矯正装置への負担増加と破損リスク
     歯を強く接触させることで、装着している矯正装置(ブラケットやワイヤー)に過度な力が加わり、破損や変形の原因となることがあります。装置が破損すると、治療の中断や追加の修理が必要となり、治療期間や費用に影響が出る可能性があります。

    4.
    顎関節への負担増加と症状の悪化
     歯牙接触壁は、顎関節にも負担をかけ、顎関節症を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする可能性があります。矯正治療自体も顎関節に影響を考えることがあるため、歯牙接触癖が合併している場合は、より慎重な治療計画の管理が必要となります。

    5.
    歯や歯周組織への悪影響
     常に歯が接触している状態は、歯や歯周組織にも負担をかけます。歯の磨耗や微小な破折、歯周組織への炎症などを引き起こす可能性があり、矯正治療の進行や結果に悪影響を与えることがあります。


    歯牙接触癖への対策

     矯正歯科治療をスムーズに進め、良好な結果を得るためには、歯牙接触への対策が重要となります。主な対策としては、以下のものが挙げられます。

    1.
    自己認識と意識改善
     まずは、自分が歯牙接触癖を持っていることを認識し、意識的に歯を離すように心がけることが大切です。スマートフォンのリマインダー機能を利用したり、付箋を貼って注意を促したりするのも有効です。

    2.
    ストレス管理
     歯牙接触癖はストレスや緊張が原因で起こることがあります。リラックスできる時間を作ったり、適度な運動や趣味を取り入れたりするなど、ストレスを管理する方法を見つけることが重要です。

    3.
    マウスピースの使用
     睡眠中の歯牙接触癖に対しては、歯科医師の指示のもと、マウスピースを使用することが有効です。マウスピースは、歯にかかる力を分散させ、歯や顎関節への負担を軽減する効果があります。

    まとめ
     歯牙接触癖(TCH)は、矯正歯科治療の妨げとなるだけではなく、治療後の安定性にも影響を与える可能性があります。矯正治療を成功させるためには、歯牙接触癖を把握し、適切な対策を講じることが重要です。歯牙接触癖に心当たりのある方は、早めに歯科医師に相談し、連携をとりながら治療を進めていきましょう。


    • 2025.07.01
    • コラム

    1日のうちで、上と下の歯が接触する時間は20分以下!

    TCH(Tooth Contacting Habit)をご存知ですか?

    TCHとは、口を閉じているときに上下の歯が常に接触している状態や習慣を指します。無意識に行っていることが多く、歯軋りや歯の食いしばる癖とは異なり、意識せずに上下の歯が触れ合ってしまう癖です。

     

    TCHの仕組み

    TCHは、ストレス、集中、睡眠不足など、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こることが考えられます。

    精神的な要因

     ストレスや不安を感じると、無意識に歯を噛み締めたり、接触させたりする人がいます

    身体的な要因

     顎関節や歯周病など、無意識に歯を噛み締めたり、接触させたりする人がいます。

    習慣的な要因

     小さい頃から噛み締めるがついている場合や、特定の状況下で歯を接触させる習慣がある場合など

     

    TCHが引き起こす問題

    TCHは、様々な口腔内の問題を引き起こす可能性があります。

    歯の咬耗

     歯のエナメル質が削れてしまい、歯が短くなったり、知覚過敏になったりします

    顎関節症

     顎関節症に負担がかかり、顎関節症を発症する可能性があります

    頭痛や肩こり

     顎の筋肉が緊張することで、頭痛や肩こりなどの症状を引き起こすことがあります

     

    TCHの解決策

     TCHの改善には、歯科医師による診断と解決策が重要です。

     

    • 2025.06.05
    • お知らせ

    6月の診療カレンダー

    こんにちは!綾瀬おおるり矯正歯科です🦷✨皆さまの美しい笑顔をサポートするための6月の診療カレンダーが完成しました📅🌟この新しい月も、あなたの歯並びの健康を第一に考え、丁寧な診療を心がけてまいります😊もし、歯並びについてのお悩みや矯正に関するご質問があれば、お気軽にご相談ください💌👍

    綾瀬おおるり矯正歯科では最新の技術を駆使して、できるだけ快適に治療を受けられるよう工夫しております。どんな小さなことでも、皆様の声を大切にしておりますので、安心してお越しください💙みなさまにお会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております👩‍⚕️👨‍⚕️今月もどうぞ宜しくお願いいたします💖

    平日と土日で診療時間が異なります。


    • 2025.06.03
    • コラム

    矯正治療とほうれい線の関係について

     時々患者さんから、「矯正治療でほうれい線が深くなるのですか?」と質問されることがあります。結論から言うと、矯正治療そのものが直接ほうれい線を深くするということはありません。
     しかし、矯正治療によってほうれい線が濃く見えるように感じることがあるのは事実です。これには、以下のような理由が考えられます。 

    歯並びや顎の位置の変化
     矯正治療によって、歯や顎の位置が変化することで、顔の輪郭が変わることがあります。特に、前歯を後方に引っ込める治療や、噛み合わせの改善によって、口元のボリュームが減ることがあります。これにより、頬の皮膚がたるみ、ほうれい線が目立つように感じることがあります。

     

    治療後の筋肉の変化

     矯正治療によって噛み合わせが改善されると、顔の筋肉の使い方が変わります。特に口周りの筋肉が治療前とは異なる動き方をするため、一時的にほうれい線が強調されることがあります。これは、顔の筋肉が新しい噛み合わせになれるまでの一時的な現象である場合も多いです。

     

    年齢や肌の弾力性

     年齢が上がるとともに肌の弾力が低下しやすくなります。特に30代以降に矯正治療を始める場合、治療の過程で顔のバランスが変わった際に、たるみやしわが目立ちやすくなることがあります。

     

    一時的な影響

     矯正装置の装着によって、筋肉の動きが一時的に制限されるため、矯正治療中にほうれい線が一時的に目立つことがあります。しかし、治療が完了して装置が外れると、顔の筋肉が元の状態に戻り、ほうれい線が目立たなくなることもあります。

      

    予防と対策

    表情筋トレーニング

     口角を上げたり、頬を膨らませたりするなど、表情筋を意識的に動かすことで筋肉に刺激を与え、たるみを改善する効果が期待できます。

     

    マッサージ

     指で顔をマッサージすることで、血行を促進し、肌のハリを取り戻すことができます。ほうれい線部分を中心に優しく円を描くようにマッサージしましょう。

     

    保湿

     肌の乾燥は、ほうれい線をより目立たせてしまうため、こまめな保湿が大切です。乾燥肌の方は、特に保湿に力を入れるようにしましょう。

     

    美容クリニックでの施術

     美容クリニックでヒアルロン酸の注入や糸リフト、ボトックス注射などの施術してもらうことで、ほうれい線やシワを目立たなくできます。

     

    注意点

    ほうれい線の改善には、時間がかかります。根気強く続けることが大切です。また、美容クリニクで施術してもらう場合には、皮膚科医や整形外科医などの専門医とよく相談してください。

      

    まとめ

     矯正治療は、美しい歯並びと笑顔を手にいれるための素晴らしい治療法です。しかし、ほうれい線を目立たせてしまう可能性があります。ただしそれには個人差があり、必ずしも全員に起こるわけではありません。また、ほうれい線が目立つ場合でも、一時的な現象であることが多く、適切なケアを行うことで改善することが期待できます。